2019年11月13日

結成31年にして初のライブだった

大学時代、31年前に結成したバンドではじめてのライブをやった。
まだ暇だった学生時代はあちらこちらのブッキングライブや企画や集会でやったりしたが、みんなが社会人になった後は基本的には1年に一度の毎年顔なじみのイベントで10分程度のステージのために、新曲2曲を作り、事前に一回スタジオに入り本番をやって「じゃ、また来年」という感じで、まさにほそぼそと続けてきた。

去年「そういえば30年になるけど、いままで自分たちでライブを企画してやったことは一度もないねえ」という飲み話からはじまって、ようやく今年ライブをやることができた。

メンバーの地元で、顔なじみの友人たちにたくさん集まってもらい、
裏方は家族にも手伝ってもらい、
応援でかけつけてくれた音楽仲間の「思いやりバンド」の皆さんにも感謝です。




次は2年後かな。

バンドのこだわりとしては、社会的なメッセージも普通に歌っていきたいというのがポリシーなのだが、
ひとつこの間欠かさずやっているのは、2011年の3月11日の東日本大震災に関わる歌を必ず毎年作って演奏する、ということ。

忘れないため。
未来につなげるため。
被災地とここをつなげるため。

そんなわけで、震災10年、2021年の春頃に震災関連のオリジナル曲を中心にまたライブをやりたいと思っている。


74564386_752840475137927_1155781793912193024_n.jpg

72838251_753871555034819_7748135961355091968_o.jpg

20191021.jpg



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ


posted by たこすけ at 10:15| Comment(0) | バンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月09日

なんでこんないい曲がバイオリンの曲なのか?!(苦笑) バッハのBWV1003のアンダンテをアレンジしてみた

バッハのバイオリン無伴奏の2番ソナタ、その中のアンダンテ。
まさに名曲。
昔はこれをよもやバイオリン一本でやっているとは思っていなかった。
上で旋律を弾きながら、下はとつとつと、でもしっかりと一歩一歩歩みをすすめるようにリズムをきざむ。
そんな技巧的なことをやっていながら、充実した静寂の音楽。

バッハってこういう静かな雰囲気、静謐さを音で表現させたら右に出るものはいない。
静かさを音で表現する、というのもなんか変な言い方だが(苦笑)

そんな名曲で大好きな曲なんだが、これがバイオリンの無伴奏ということがとても悔しい^^;
でもくやしがっていてもしょうがないので、チェロ4本のアンサンブルでアレンジしてみた。




楽譜はこちら → https://musescore.com/user/27550377/scores/5544224


もとの原曲はハ長調だが、ニ長調に転調してアレンジしている。
これは元ネタがあって、それはカザルスの演奏。
カザルスのはピアノ伴奏で、旋律をチェロでこれまた美しく弾いていて、録音状態はともかく名演だと思う。

カザルスの演奏をyoutubeで見つけて、それでアレンジしてみようと思ったわけ。



多分、カザルスも「なんでこれをチェロの曲として書いてくれなかったんだろうな」という悔しさがあったんだと思う(笑)



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 16:16| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

今年は”海辺のサラバンド” 来年は何をやろうかな?

バッハの無伴奏チェロ曲はBWV1007からBWV1012まで6曲あって、それぞれに美しい「サラバンド」がある。
サラバンドは「祈り」だと思っている。

8月という月は、
ヒロシマも
ナガサキも
敗戦記念日も
そして個人的にもいろいろあった月で、
戦争と平和、生と死に思いめぐらせる月であって、
だから8月にはサラバンドをまとめて弾きたくなる。
去年もサラバンドを録音してアップしてみたりしたが、今年はたまたま機会があったので、「海辺でサラバンド」(笑)。

ただの練習の記録だけど。スマホを置いてただ録ってみただけ。繰り返しもしたりしなかったり。下手っぴだけど。
チェロ一本だけで弾けるこんな美しい曲たちを作ってくれたバッハに感謝しつつ。

さて、来年はどうしようかな?















にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ

posted by たこすけ at 20:54| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

「トトロと千本桜」をチェロデュオで

チェロもまじめにやるだけだと息がつまってくるので、たまにはこんなものも。



昨年も出演した「ぬいぐるみのための演奏会」にて。

子どもも来るらしいので、なじみのある「トトロ」と、まったく違う雰囲気で「千本桜」でもくっつけたら面白いんじゃないか、と。

「千本桜」はチェロの二本でのアレンジとかはなかったが、ネットで探したらヴァイオリンのデュオの譜面とかはあったので、そんなのを参考に適当に自分でアレンジしてみた。

0024_xlarge.jpg

IMG_9635.JPEG



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 17:25| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

七夕チェロ 2019

「七夕チェロ2019」。

今年もいろいろお世話になりました。


ソロ曲では今までとは趣向を変えて(笑)カッチーニの「アベ・マリア」に挑戦。

いろいろアドバイスをいただき、ツイッターでつぶやいたこと ↓

「指板を押さえすぎない。
その方が倍音を含んだ豊かな音が出せる、と指摘された。
理屈では分からなくはないが、とてもまともに音が出せるとはまだ思えない。
でもその方向で努力してみよう。」

「発音したら、上に力を抜く。ほんの少し。
もしくは、前に押さえたり引き気味に押さえたり、
その具合はポジション、指、指の太さ、楽器、楽器の状態、会場、万のくみあわせ。
自分で探求するしかない。」

「倍音を鳴らす。
倍音が出ている音もあるが、右手に力が入ると倍音が殺される。
指板の振動も殺さない。静かな場所で響きに耳をすませる。」

「右手も当然ある。開放弦を鳴らして楽器の一番響いている感覚、
そのまま左手を乗せていっても開放弦を鳴らしている感覚。
そして、ビブラートをつけない。ビブラートなしにいい音を探す。」

「楽器を鳴らす、部屋全体を鳴らす、ミューザ川崎全体を鳴らすくらいで、顔を
上げて弾く」

などなど。

正直なところ、倍音が出ている音とそうでない音、響いている音とそうでない音
の違いが自分にはまだ良く分からない。

できるだけ押しつぶさないようにする、強弱を弾き分ける、などは最近心がけて
いたつもりだが、思うに、音の質よりも音の強弱ばかり気になっているような気もする。

帰ってから早速左手の指の力を上に抜くように弾いてみたりしたものの、
かすれた情けない音が出るばかりで、道はまだまだ遠い…(涙)


あと、ぽつりぽつりと思ったこと。

・作曲家カザルスはもっと評価されていい。
 というか、もっとカザルスの曲を知りたい。

・プロの人たちが普段どういう練習をしているのか、たとえば、どういうふうに曲を仕上げているのか、どういう工夫ーーー弓順とか、指使いとか、息使いとかーーーーをしているのか、そんなことを曲に即して知ることができたら面白いだろうな。

・「二台のチェロとピアノのための小品」は美しかった。クレンゲル、やるじゃん。



IMG_9429.jpeg


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 15:42| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

2019年5月 楽器健康診断結果  ”ネックが外れかけてたって?!”

半年ぶりの楽器の健康診断に。結果のまとめメモ。

   ちなみに1年前、2018年11月がこちら → http://vc-okok.seesaa.net/article/462579218.html
   そして、2年前、2017年11月がこちら → http://vc-okok.seesaa.net/article/455065424.html


診てもらう前に目の前で少し音を出した時に楽器屋さんが一言、
「これはひどい状態ですねえ」(苦笑
何がひどいか?
A線が切れて一年前のスペアを張って以降、どうも全体が金属的な音で、ビビリもある、
楽器屋さん曰く「芯がなくて、ただうるさいだけの音」。
「剥がれも数箇所くらいあるかも…」
とにかく全体診てください、とお願いした結果、…


「ネックが外れかけてました」という言葉にアゴがはずれかけた(笑)

そもそもネックって外れるものなの?というところから驚いたが。

ネックと本体は上半分と下半分でくっついていて、上半分のほうが外れかけてかろうじて下半分と弦の張力で現状をたもっていたらしい。
なので弦をゆるめたところ、上半分がすきまがうっすら見えるくらいにはずれていたそうな。
「ほっとけば、いずれ下半分も剥がれてきて、最悪ネックが吹っ…」などと怖い想像をした。

本体で二カ所剥がれがあったことと、このネックの外れかけがどうもビビリの原因だったらしい。

IMG_8722.jpeg


弦は、数カ月前に切れたA線は張り替えてもらった。
残りの三つは「確か前回替えてもらったよなあ」と漠然とした記憶があったので、まだいいか、と思って替えなかったのだが、さっき1年前の記事を見たら「1年前に替えたので今回は替えなかった」という記述を発見(笑)
でもまだいいか。もう半年はこのまま頑張ろう。

ちなみに今は上の二本がヤーガーで下二本がスピロコア。


調整後はみちがえるように音が良くなった。というか、チェロの音になった(苦笑)

調整中、近くにあったチェロを借りてちょっと弾かせてもらったが、
「それは300万円です」という言葉に、すぐに弾くのをやめて元の位置に戻した。

IMG_8723.jpeg

真ん中がその300万円。
調整後の自分のチェロを弾いていたら「なんか300万円のチェロよりも良い音のような気がするんですが…」と聞くと、
「今はまだその300万のチェロは調整前だから。ちゃんと調整をすればこいつはそんなもんじゃありません」と。
やっぱり、値段は超えられないのか、残念(苦笑)


ちなみに前回もそうだったのだが、楽器屋さんで調整した直後の音はすごく良かったのだが、
家に帰ってきて弾いてみると、なんか前に戻ってしまったような。ビビリもあるし。

持ち帰る時の振動でベストな状態が失われてしまったのか、それともそもそもそういうものなのか。
あまりあたふたしてもしょうがないので、しばらく様子を見ようと思っている。

IMG_8721.jpeg

60425997_1012420012286986_1072885506305425408_n.jpg

 ↑ なんか雑誌の取材を受けたらしい (^^)

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 22:56| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

録音してみた バッハ無伴奏5番BWV1011のプレリュード 

バッハ無伴奏5番のプレリュード。

疲れる曲だ。長い。
あるチェリストは「この曲はキリストの受難を描いた曲じゃないか」と言っており、
そして多分それは間違っていないと思うが、そんなことも意識すると余計に重くなる。

でも大好き。すごい曲だと思う。チェロ一本でここまで壮大な世界を展開してしまうバッハのスゴさ。
こんな演奏しかできなくてすいません(苦笑)という感じ。



一部、普通ではない音で弾いている。自分なりのこだわりがあって。

*170小節目の最初の音を「G」ではなく「A」で。
 マグダレーナの筆写譜などからは普通のように「A線の開放でG」と解釈することもできるし、でも実はそうではなく「D線でA」と解釈することもできる。そしてほぼ全ての録音の音源はみんなGでやっているのだが、バッハ自身の編曲のリュート版ではここは和声上は明らかに「A」でしかないこと、リュート版とチェロ版との違いは細かいところでいろいろあるが基本的に和声は変えていないこと、曲の展開上も「A」の方が自然であること、などから「A」で弾いてみた。こっちのほうが全然おもしろいと思うんだけどな。
ついでに和声感を強調してみたかったので下にAとF#もつけくわえてみたりもした。

*183小節目の和音はリュート版では下のベースがA♭なので、チェロ版ではもちろんベースは書いていないのだが、A♭をつけくわえて弾いた。自分自身、以前は頭のなかではハ短調の和声のままで聴いていたので、リュート版を聴いた時は衝撃的に新鮮で、それ以来はここを音を足して弾かずにはいられない、という感じ。

*198小節目の3つ目の音は「G」ではなく「A」。これもリュート版だと明らかに「A」。マグダレーナは「G」にも見えるけど、多分一度「G」に書いた上から「A」に訂正しているように見える。

以上は横山真一郎さんのブログやフェイスブックの記事に学んだ内容を元にしています。
   → 170小節目の音については、https://bachmubansou.blogspot.com/2016/01/a.html など
バッハのチェロ無伴奏が好きな方、関心がある方にはぜひ読んでいただきたい記事満載です(^^)

あと、自分なりにこだわったところは、
・前半部分はベースのCとかGとかがずっと鳴り響いている感じでやりたかったこと、
・以前レッスンで言われたこと、後半のフーガ(っぽい)ところは4人くらいの別の奏者がかわりばんこに登場するくらいのつもりでやりたかったこと、
・209小節目の最初のCは、今までの全ての音がここに帰着する、くらいのつもりで弾いてみたかったこと、
・214小節目から220小節目はベースがC→D→E♭→E♮→F→F#→Gと上がっていくのが最高にかっこいいので、それを強調してみたかったこと。219小節目の和音ってもとのマグダレーナの版とかで書いているように下の方の音の和音でやるバージョンと、リュート版を参考に上の高い音まで展開するバージョンとあるけど、後者でやると下のベースの進行が曖昧になるような感じがするので、前者でやるほうが正解だと思う。
などなど。
なんか、思いばっかりが先走っているだけかもしれないけど(苦笑)。

聴きなおして、「お、これはいい感じ」と思うところは大概、区切りの音のしまいかたが良い感じでできたところ。
逆に言うと、区切りがのっぺりしてしまったところは全部ダメダメに聴こえる。
音程悪いとか音が汚い、とかそもそもから言い出すとキリがないわけだが(苦笑。

一時期は楽譜のもともとの指示通りA線だけGに落とす変速調弦、スコルダトゥーレで練習していたけど、
それだと他の曲が練習できない、ということで最近はずっと普通の調弦のままで。
ただでさえ練習の時間がとれないのに、いちいち調弦をしなおす時間なんてもったいなくて。


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 12:30| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

334歳の誕生日おめでとう で 公園でバッハ弾いてきた

3/21はバッハの誕生日。1685年生まれだから、今年で334歳。
チェロ弾きにとってはバッハがチェロ無伴奏組曲を残してくれたことは本当に感謝しかない。

陽気も良かったので、近くの公園でバッハを弾いてきた。






チェロよりは小さいが確実にビオラよりはでかいカメラをかまえたバードウォッチャーの邪魔にはならないよう。
散歩する人が通らなさそうな場所を選んで。一時間程度。

3/21前後にバッハの曲を街角で演奏しよう、という”Bach in the Subways” という取り組みがあるが、
自分は街角は恥ずかしいので、自然の中で(笑)

気持ちよかったのでまたやろう。
やっぱり、人のいない時間帯と場所を狙って(笑)

IMG_7422.jpeg

IMG_7416.jpeg

IMG_7425.jpeg


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 23:09| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月13日

実は宗教曲ではない…?  シューベルトの「アヴェ・マリア」

3・11にちなんで「祈り」をテーマにした曲を、と思い、
シューベルトの「アヴェ・マリア」を多重録音してみた。



チェロアンサンブルでできるようにアレンジしてみたのだが、
元ネタはシャフランの演奏 → https://www.youtube.com/watch?v=d2sHl2xOhFY
シャフランの超絶技巧。特に2分50秒過ぎの後半のすさまじさ。
とても人間業とは思えないので、二つのパートに分けて、雰囲気だけでも味わってみた(笑)

「祈り」をテーマに、と書きつつ、でも実はこの曲はいわゆる宗教曲ではないらしい。
「湖上の美人」という詩にシューベルトが曲をつけた歌曲集のなかの一曲で、正式なタイトルは「エレンの歌第三番」というらしい。
まあ、でもそのお話の中でも、マリア様に祈りを捧げる内容で歌われているらしいので、まあ、「祈り」ということで。

ちなみにこのメロディーをチェロで弾いてみたいと思った直接のきっかけはドラマ「カルテット」だった^^;


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 18:53| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月24日

モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ」

モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ」。




これが作品番号ではk.617a。
有名な「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がk.618。
隣り合っているせいか、なんとなく雰囲気も似ている気がする。
美しいハーモニーがゆったり流れて、途中、絶妙な転調で少し陰影もついて、みたいなところが。
作曲時期は2ヶ月くらいずれるらしいけど。

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はチェロアンサンブルでよくやられるけど、こっちはほとんど見ない。
ハ長調でとっつきやすいし、きれいなので、みんなもっと弾いたらいいと思うのけど。


IMG_6968.jpeg

これが自筆譜らしい。
この曲は、あるグラスハーモニカの奏者のためのコンサートのアンコール用の曲だったらしい。
モーツァルトの作曲の速さは有名だけど、この自筆譜なんかも見ていると、いかにも、手が空いている時にちゃちゃっと書きました、的な感じもして何とも興味がそそられる。



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 14:42| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月13日

BWV639 を Acapella で遊んでみた

BWV639、バッハのオルガン小曲集のなかの一曲、自分にとっては特別な曲。



Acapella というアプリで作ってみた。
youtubeなどでよくこういう多重録音の動画をみるけど、いろんな機材とソフトなどを駆使して作っているんだろうと思っていたけど、実はこんなアプリを使えば簡単にできるんだ、ということを最近初めて知った。
スマホすげえな(笑)



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 17:06| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

メンデルスゾーンの前と後で時代は分けられる

丸々1ヶ月空いてしまったので、今年になってはじめての投稿に。

メンデルスゾーンの誕生日が2月3日だったので(1809年)、メンデルスゾーンにまつわる話をいくつか。



メンデルスゾーンには色々な顔がある。
「マタイ受難曲」を蘇らせてバッハを復活させたが、単にそれだけじゃない。
メンデルスゾーン自身が19世紀のバッハだったと言える。


たとえば…

バッハのマタイ受難曲で5回も使われたコラールがある、「血潮したたる主の御頭」というタイトル、マタイ受難曲の象徴的な旋律であることから「受難コラール」とも言われるこの曲。




そのコラールを使いまくったコラールカンタータをメンデルスゾーンは作っている。
これなんか聴くとほとんどバッハ。



単に同じコラールを使っている、というだけではなくて、
その異様な懲り方ーーーこのコラールの有名な下降音型の旋律がバスに歌われるが、それがすぐに5度上でアルトにひきつがれ、また直後に4度上で重ねられ、最後にソプラノが8度上で2倍の音価で歌われる、という感じの異様な懲り方、しかも凝っているくせに音楽全体はすごく美しく流れていく、というようなところもまるでバッハの仕業である(笑)

同じコラールを作ったオルガン曲。
これなんかもまさにバッハのオルガン曲にありそう。




受難コラールを使ったオルガン曲といえば、次のようなエピソードもある。

1840年8月6日、バッハの記念碑を建設するための資金集めのチャリティコンサートとして、メンデルスゾーンのオルガン・コンサートが行われた。
上演されたのはすべてバッハのオルガン曲。
そして最後に、即興演奏があったらしいが、それがこのコラールをテーマにしたものだったらしい。
その場にいたシューマンの書いた批評によると、
「・・・もし私が勘違いしていなければ、それは『血潮したたる主の御頭』のテクストに基づくものであった」
「その後半に彼はバッハの名”BACH”を編みこみ、フーガへと導いた。・・・」
とのこと。

……録音残っていないの?!(笑)

このコンサートについて以前ブログでまとめた記事 → 「メンデルスゾーンについての覚え書き <3> ”バッハづくし”のオルガンコンサート」



メンデルスゾーンには「オラトリオ三部作」の計画があったらしい。
若い時に「パウロ」を完成させている。そして亡くなる一年前にはオラトリオ「エリア」を完成させて当時大ヒットしたらしい。
そして未完で終わったオラトリオに「キリスト」がある。
パウロは新約聖書に出てくる伝道者、エリアは旧約聖書に出てくる預言者。
それぞれ新約、旧約を代表するような人物を歌い上げ、最後にそれをつなぐものとしてキリスト本人をとりあげようとしたらしい。

旧約と新約をつなげる壮大なオラトリオ三部作計画など完成していたらどんなに巨大な意義があったか。
バッハの最後のロ短調の大ミサ曲などはバッハがカトリックとプロテスタントの対立をこえた汎宗教的な精神で作られたもの、などという評価もあるが、ひょっとすると晩年のメンデルスゾーンの目指したものもまさにその方向だったのかもと思うと、つくづく「キリスト」が未完におわってしまったことが残念。



あと、メンデルスゾーンの巨大な功績としては、当時の音楽家全体の社会的地位の向上をはかり、大きく実績をあげたこと。
モーツァルト、ベートーヴェンは作曲家として王侯貴族から独立して職業的自立をはかるために苦闘した人たちだったが、メンデルスゾーンはそこからさらにすすんで、今につながるクラシックの音楽会の形式を作り、音楽学校を創立し、さらにオケ団員の給与アップ、年金制度を作るなど音楽人の生活の向上を図ったことがすごいことだと思う。

以前まとめた記事 →「メンデルスゾーンについての覚え書き <4> エライぞ!メンデルスゾーン」

メンデルスゾーンがオケ団員のためにどういう年金制度を作ったのか、というのは職業柄(社会保険労務士なもので^^;)、とても興味がある。
少し前に図書館で調べたりもしたが、結局はいま日本語で出ている文献などではその具体的なところまで明らかにした文章はないであろうこと、くらいまでは分かった。いずれドイツに留学でもしようかな…(苦笑

いずれにせよ、今の現代の人間のクラシック音楽への接し方ーーーどういう音楽が聴かれているか、どういうコンサートが開かれているか、職業演奏家の存在の仕方、教育のされ方、指揮者の存在ーーーなどを考えると、クラシック音楽史の時代の区分として、メンデルスゾーンの存在というのはひとつの画期になっていると思う。

言い方を変えると、メンデルスゾーンの前と後で時代は分けられる、と。





にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 17:00| Comment(0) | メンデルスゾーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

録音してみた 一番アルマンド

iPhoneで録音してみた。
バッハのチェロ無伴奏1番BWV1007のアルマンド。



なぜか年末はバッハの無伴奏が弾きたくなるもので、
ひさしぶりにマグダレーナの筆写譜をとりだして1番を練習していたら、
アルマンドの23小節目であれっと思った。

bwv1007-2.jpg

23小節目の3番目の音のBにフラットがついている。
当然のようにBのナチュラルで弾いていたのだが。

ただBのフラットで弾いてみるとどこかで聴きなじみがあるような気もした。

そこで調べてみると、
ケルナー版、C資料、D資料や現在の印刷譜などはだいたい共通してこのBの「♭」が「♮」になっている。
バッハ本人の自筆譜にあった「♮」を「♭」に読み間違えたマグダレーナのミス、ということだとは思う。
ただ、バッハ自身があえて「♭」をつけた可能性も決してゼロとは言えないと思うので、しばらく「♭」で遊んでみるのも面白いかも。

そんなわけで、年末の大掃除の合間に練習して、試しに録音してみた。

ちなみにモダンからピリオドまで、手元にあるプロの音源をいろいろ聴き漁ってみると、「♭」で弾いている人が二人だけーーーカザルスとシャフランだった。

どーりで、聴きなじみはあったわけだ…(^^)。


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 21:31| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年のふりかえりと2019年の抱負

2018年のふりかえりと2019年の抱負


年の前半はシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」、
後半は小品、「愛のあいさつ」とか、カッチーニの「アヴェ・マリア」とかに取り組んだ一年だった。

課題はビブラート、チェロらしい優雅な音をだすこと。
いまだに全然できていないけど。


ちょっとしたきっかけで MuseScore を使うようになり、いろいろと自分でアレンジ譜を作れるようになったのは良かった。

自分的には今年録音したもので一番印象的だったのは、アルペジョーネの2楽章をチェロの三重奏にしたこれ。
 → 「多重録音してみた シューベルトのアルペジョーネ・ソナタの2楽章」 



これ、いずれ、チェロアンとかでトリオでやりたいな。

あと、メンデルスゾーンの遺作と言われる歌曲もやってみたりした。
 → 多重録音してみた メンデルスゾーン「夜の歌」


あと、大好きだけどよもやチェロではやれないだろうと思っていたヴィヴァルディのモテットRV630「まことの安らぎはこの世にはなく」をチェロデュオでやれたり、
ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」とか、BOOMの「島唄」とか、以前からチェロでやりたいと思ってものもステージでできてよかった。


新しく聴いてはまった音楽としては、今年の前半はとにかくシューベルトにはまっていたな。
いろいろ本を読む中でシューベルト像もけっこう変わったけど。


来年の抱負。

引き続き、好きな曲を、形式にとらわれずにいろんな形で、遊んで楽しめたらいいなあ。

チェロではもっときれいなビブラートで、きれいな音を、チェロらしい音を。たとえばカッチーニの「アベ・マリア」とかが人前できれいに弾けるようになれたらいいかな。

バッハの無伴奏では、もっとアドリブとか入れて自由に弾けるようになりたい。5番のプレリュード、6番のクーラント、ジーグとか弾けるようになりたい。

………

思いつくままに書き出してみたけど、どれも来年一年でどうこうなるものでもなさそう(苦笑


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 15:20| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

38年目の12月8日によせて

1980年12月8日、ジョン・レノンが凶弾に倒れた日。

昔、バンドの友人と酒飲みながらジョン・レノンとポール・マッカートニーの比較論でもりあがり、
「ポールは20年〜30年に一度の名曲を書けるが、ジョンは50年〜100年に一度のとてつもない名曲を書ける」という結論に達したことがある。

そんなとてつもない名曲の一つがこの曲。”Happy Xmas (War is Over)”。



先日のステージでチェロとピアノとのアレンジでやってみた。


以前からこの曲を自分なりのアレンジでやってみたくて、ブログの記事をさかのぼると、
しきりに、ジョンの曲をチェロ無伴奏でやるのが目標、などとくりかえし言っている。


で、今年になってようやく少し形にしてみたのがこちら。
  → 「ジョンとバッハで Happy Xmas (War Is Over) 」


この歌についての記事。12月8日に書いたものではないけど。
  → 「WAR IS OVER / IF YOU WANT IT」

以前はこんな記事も書いていた。1993年のポールの来日公演の思いでにからめて。
そういえばポールは今だに現役バリバリだ(笑)
  → 「ジョン・レノンが亡くなって27年」


ちなみに、今年の3月24日のニューヨークでは銃規制のためのデモ行進が行われているが、そこにポールも参加している。
  → 「銃規制要求デモにポール・マッカートニーが参加、凶弾に倒れたレノンをしのぶ」https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28161




にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 14:13| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

楽器健康診断結果の続き 余談で”魔法の松ヤニ”

今年の楽器診断には続きがあった。

ステージ本番を1週間前にひかえたある日、
寒くなったせいか、朝、弦がはずれてゆるゆるになっている時が。
あわてて張り直すのだが、ある時、どうも駒の位置がずれたっぽい。少なくとも駒の角度が少し違う気がする。

「楽器を見てもらった時に、駒の位置の写真をとっておけば良かった」と死ぬほどに後悔したが、もう遅い。

音も診断直後とはやっぱり違うようだ。
でも、もう一回持って行って見てもらおうにも時間的に余裕が無いからまあしょうがないとほおっておいたある日、今度はA線が突然切れた(笑)。

切れちゃしょうがない、もう腹をくくって楽器屋さんにかけこんだ。

で、A線を張ってもらい、その時に駒の位置も調整してもらったのだが、
その時に「駒の位置、ずれても後からわかるように鉛筆で印をつけておくのはどうでしょう?」と聞いたら、

「その時々のコンディションで駒の位置のベストポジションは変わるので、意味ないです」と…(苦笑

でも、なんとなく悔しいから写真は撮っておいた ↓

続きを読む
posted by たこすけ at 23:23| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

2018年11月 楽器健康診断結果 もう”おおさかのおばちゃんみたい”とは言わせない^^;

一年ぶりに楽器の健康診断に。結果のまとめメモ。

   ちなみに一年前がこちら → http://vc-okok.seesaa.net/article/455065424.html


・チェロは全体のチェック、はがれがないか。
 前回弦を変えたのが1年半前。「もう変えないとダメですか?」とおそるおそる聞くと、「ちょっと調整してみて必要だったら弦を変えてみましょうか」と楽器屋さん。
・弓はいつものの毛替えを。

IMG_5780.jpeg
  

・調整は主には駒。
 駒が少しねじれて(よくあることらしい)、きちんと胴体に密着していない状態で、だからキチンと鳴っていなかった、と。
 駒の位置の調整、立て直し、そして魂柱も立て直し。

 それだけで格段に音が良くなった。特にD線が発音が良くなったし、C線、G線もキチンと響く。
 G線のEのあたりがウルフの場所でもあり、なかなか鳴ってくれなかったが、それが鳴るように、ウルフ気味であるが。
 (この音がでないとベートーヴェンの3番ソナタの出だしなぞ弾けたもんじゃない)

 「A線がいまいちですね」と言うと、
 「じゃあA線だけ新しい弦に変えてみますか」と。で、引き続きヤーガーで新しい弦に。
 で、かなり良くなった。雑音がとれて、伸びるように。

続きを読む
posted by たこすけ at 00:00| Comment(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月17日

つれづれなるままに 沖縄の中年ロッカーのこと、など

久しぶりの投稿。
8月に、”録音して投稿する”みたいな感じでやっていたもので、録音しなくなると投稿もしなくなっていた。

なんとなく、つれづれなるままに。



最近嬉しかったことは沖縄の選挙で、おやじバンドのロックンローラーが当選して県知事になったこと。

ジミヘンのマニア好みの曲(原曲はデュランだけど)をやったかと思えば、ジェフベックがBBA時代のバラードのこれまたマニア好みの曲をつづけてみたり、「ああ、こいつは同類の人種だ」と。
しかもシャウトがホンモノ。
おやじバンドってどこか、いたい、のが普通なのだけど、この人は本当にかっこいい。

愛すべき中年ロッカー (^_^;)

前知事は沖縄の歴史をせおって国と対峙して闘った人だけど、それをうけついでさらに沖縄と日本の未来をきりひらいてほしい、この人には。

知事職なんてもちろん激務だろうけど、たまにはバンドで息抜きもしてほしい。
東京に来る際には一緒にジミヘンでセッションできればなあ…(笑)



前知事の言葉を覚えておこう。

「日本は独立しているんですか」
「沖縄は日本。沖縄の主権が侵されているのは、日本の主権が侵されているんですよ」




11月は毎年恒例の”平和の集い”でバンドとチェロで出番、
12月にはバンドの”結成30周年記念ライブ”を計画中。仲間内だけのライブなんだけどね。

それにむけて昔のバンドの録音の音源を聴いていたけど、
自分のギターもなんとも若くて、「ああ、若い時にしかできない演奏というのはあるものだ」としみじみ思った。
人間の中身は全く変わっていない、進歩がまるでない気もするんだけどね(笑)

その合間に、地元のスポーツ大会やら、保育園の行事やら、いろいろ大変そう。




チェロの方では新しい出会いもあり、今後面白いことができればなあと思っている。

チェロのつながりでも、ロックとかバンドとかで共通の趣味や経験があるとちょっと特別(笑)



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ

posted by たこすけ at 10:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート7

8月に間に合わず、9月に入っちゃったよ(苦笑

バッハのチェロ無伴奏6番、BWV1012のサラバンド。



こんなものしか。
ちくしょう、むずかしいな。

とてつもなく美しいが、重音だらけでとてつもなくむずかしい。
重音は一つ一つ音程を確認しながらやらないと、いつまでたっても…
音程だけじゃなく。
低音、ベースをしっかり弾くためには右手の肘の動き、上下の動きが決定的かな。
下の弦を弾く時の肘の位置が適切じゃないから、きちんと鳴らすことができずに、力が無理に入っているとか、とか。

とりあえず、これでおしまい。
また来年やるべ。

こりずに(苦笑)

IMG_1336.JPG





にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 22:53| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート6

いつまでやるのか(苦笑)
”8月はバッハのサラバンドが弾きたくなる”。

チェロ無伴奏4番、BWV1010のサラバンド。



難しい曲だ。下手っぴな録音の、まあ、いいわけだが。
変ホ長調という調の印象のためもあるのか、他の1番から6番までのサラバンドのなかで一番「救い」のようなものを感じる曲でもある。
個人的な印象でしかないけど。

IMG_2371.jpeg


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by たこすけ at 22:38| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする