2009年05月26日

BWV638「われらに救い来たれり」

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV638「われらに救い来たれり Es ist das Heil uns kommen her」




コラールは Paul Speratus(1489-1551)という人の作らしい。
ルターとほぼ同じ時代の人だから、まあ、かなり昔から歌い継がれてきた歌。

バッハのこのコラールは結構ほかの曲でも使っていて、
教会カンタータの9番、86番、155番
歌詞は違うが、同じメロディーという点では教会カンタータの117番、結婚コラールのBWV251など。
バッハも結構気に入っていたのかな。

ブラームスもこのコラールを使ってモテットを作っているらしい。「2つのモテット」Op. 29。聴いたことはないのでいずれ聴いてみたい。





”救いが来た”というテーマだから、
テノールとアルトの下降音型は、ずばり救いが天から舞い降りてくる様子の象徴だろう。

このメロディーをもとにしたコラールカンタータがBWV9。
1732年ごろの曲らしいから、時期的には後期の時期だが、
コラールカンタータの常として、第1曲はソプラノに二倍の長さの定旋律をおいてとことん大展開し、3曲目、5曲目にアリアをはさんで、第7曲でこのコラールが4声で歌われるといういつものパターンだが、好きな曲のひとつ。
Noraさんがこの曲の聴きどころを詳しく解説しているので、またいつものようにリンクをはらせていただきます。よろしくお願いします。
→こちら
posted by たこすけ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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