2016年03月06日

G−G#−Aの絶妙なベース進行

FBで流れてきた動画。
イッサーリスによるバッハのチェロ無伴奏6番のサラバンド。
見事に美しいバッハ。

Bach: Sarabande from Cello Suite No.6 - Steven Isserlis

Some absolutely beautiful Bach for your Saturday morning...

Posted by Classic FM on 2016年2月27日


この曲、和音をしゃかりきに弾こうとしがちになってしまうのだが、こんな風に旋律をきれいに歌い継ぐこともできるんだな、と。
思えば、カザルスがそんなことを言っていた、カザルス自身の録音はちょっと違う感じだが、後年に弾き方が変化したということか。

31小節目のベースがG#になっている。2分35秒付近と4分10秒辺り。
バッハの妻マグダレーナの「原譜」だとGのナチュラルだけど。
ベースが半音進行でドミナントに到達するさま、30小節目の頭のGから31小節目のこのG#、そして次のA、という半音進行が何とも見事で美しい。
こう弾いている人は他にいるのかな。はじめて聴いた、多分。

調べると、ケルナー版ではG#になっている、という研究があった。
→ ブログ『バッハ 無伴奏チェロ組曲、校訂者注記』の「2つのシャープ 〜画竜点睛〜」
ここで筆者が述べられていることは非常に説得力があると思う。


にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ

 ↑ にほんブログ村に参加しています

posted by たこすけ at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック