2016年12月20日

多重録音してみた モーツァルト『レクイエム』の" Hostias "

本当に久々にチェロで多重録音してみた。
やり方忘れていてとまどった。

モーツァルトの『レクイエム』の「オスティアス(賛美の生け贄)」



本当はコーラスは四声だが、通奏低音プラス三声でやった。
4チャンネル以上を録音するのがめんどくさいため。

自筆譜 ↓

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死の間際まで書いていたと思われる自筆譜。
よく「ラクリモサ 涙の日」の途中、最初から8小節目でとぎれたところが絶筆だと言われるのだが、果たしてそうか。
モーツァルトの自筆譜自体はラクリモサの中断をはさんで、そのあと「オッフェルトリウム」の「ドミネ・イエス」「オスティアス」と続く。もっとも殆どは4声の合唱部と通奏低音だけでオケについてはほんのちょっとしか書いていない。

「ラクリモサ」を飛ばして「オッフェルトリウム」をとりあえず書き上げて「ラクリモサ」に戻って書き始めたはいいが最初のところで力尽きたのか、と考えることもできる。
が、そうではなくて「ラクリモサ」を一度中断しておいて「オッフェルトリウム」を書き上げて「オスティアス」の最後まできてもう書けなくなったのかもしれない、と考えることも可能だ。
だとするとこの「オスティアス」がほんとうの意味での絶筆かもしれない。

どこかに「レクイエム」の自筆譜の書いた順番などを調べた本とかないかな。

順番はともかくとして、この自筆譜を見るとモーツァルト自身は第一曲、二曲はほとんど完成させたものの、それ以降は、コーラスの四声と通奏低音はほとんどきちんと書いているが、それ以外のオケパートの楽譜などはほとんど要所要所以外は書いていない。
弟子と言われるジュスマイヤーが手を入れて一応完成の形にもっていったものが今現在一般的に聴かれるものとなっている。ジュスマイヤーの仕事のやり方についていろいろな議論があるらしいが、とりあえずこの形まで仕上げてくれたことは感謝しかないなあ。

ちなみに自筆譜はIMSLPのサイトからダウンロードできるので興味ある方はどうぞ。
 → http://imslp.org/wiki/Requiem,_K.626_(Mozart,_Wolfgang_Amadeus)


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posted by たこすけ at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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