2019年09月09日

なんでこんないい曲がバイオリンの曲なのか?!(苦笑) バッハのBWV1003のアンダンテをアレンジしてみた

バッハのバイオリン無伴奏の2番ソナタ、その中のアンダンテ。
まさに名曲。
昔はこれをよもやバイオリン一本でやっているとは思っていなかった。
上で旋律を弾きながら、下はとつとつと、でもしっかりと一歩一歩歩みをすすめるようにリズムをきざむ。
そんな技巧的なことをやっていながら、充実した静寂の音楽。

バッハってこういう静かな雰囲気、静謐さを音で表現させたら右に出るものはいない。
静かさを音で表現する、というのもなんか変な言い方だが(苦笑)

そんな名曲で大好きな曲なんだが、これがバイオリンの無伴奏ということがとても悔しい^^;
でもくやしがっていてもしょうがないので、チェロ4本のアンサンブルでアレンジしてみた。




楽譜はこちら → https://musescore.com/user/27550377/scores/5544224


もとの原曲はハ長調だが、ニ長調に転調してアレンジしている。
これは元ネタがあって、それはカザルスの演奏。
カザルスのはピアノ伴奏で、旋律をチェロでこれまた美しく弾いていて、録音状態はともかく名演だと思う。

カザルスの演奏をyoutubeで見つけて、それでアレンジしてみようと思ったわけ。



多分、カザルスも「なんでこれをチェロの曲として書いてくれなかったんだろうな」という悔しさがあったんだと思う(笑)



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2019年08月14日

今年は”海辺のサラバンド” 来年は何をやろうかな?

バッハの無伴奏チェロ曲はBWV1007からBWV1012まで6曲あって、それぞれに美しい「サラバンド」がある。
サラバンドは「祈り」だと思っている。

8月という月は、
ヒロシマも
ナガサキも
敗戦記念日も
そして個人的にもいろいろあった月で、
戦争と平和、生と死に思いめぐらせる月であって、
だから8月にはサラバンドをまとめて弾きたくなる。
去年もサラバンドを録音してアップしてみたりしたが、今年はたまたま機会があったので、「海辺でサラバンド」(笑)。

ただの練習の記録だけど。スマホを置いてただ録ってみただけ。繰り返しもしたりしなかったり。下手っぴだけど。
チェロ一本だけで弾けるこんな美しい曲たちを作ってくれたバッハに感謝しつつ。

さて、来年はどうしようかな?















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2019年04月29日

録音してみた バッハ無伴奏5番BWV1011のプレリュード 

バッハ無伴奏5番のプレリュード。

疲れる曲だ。長い。
あるチェリストは「この曲はキリストの受難を描いた曲じゃないか」と言っており、
そして多分それは間違っていないと思うが、そんなことも意識すると余計に重くなる。

でも大好き。すごい曲だと思う。チェロ一本でここまで壮大な世界を展開してしまうバッハのスゴさ。
こんな演奏しかできなくてすいません(苦笑)という感じ。



一部、普通ではない音で弾いている。自分なりのこだわりがあって。

*170小節目の最初の音を「G」ではなく「A」で。
 マグダレーナの筆写譜などからは普通のように「A線の開放でG」と解釈することもできるし、でも実はそうではなく「D線でA」と解釈することもできる。そしてほぼ全ての録音の音源はみんなGでやっているのだが、バッハ自身の編曲のリュート版ではここは和声上は明らかに「A」でしかないこと、リュート版とチェロ版との違いは細かいところでいろいろあるが基本的に和声は変えていないこと、曲の展開上も「A」の方が自然であること、などから「A」で弾いてみた。こっちのほうが全然おもしろいと思うんだけどな。
ついでに和声感を強調してみたかったので下にAとF#もつけくわえてみたりもした。

*183小節目の和音はリュート版では下のベースがA♭なので、チェロ版ではもちろんベースは書いていないのだが、A♭をつけくわえて弾いた。自分自身、以前は頭のなかではハ短調の和声のままで聴いていたので、リュート版を聴いた時は衝撃的に新鮮で、それ以来はここを音を足して弾かずにはいられない、という感じ。

*198小節目の3つ目の音は「G」ではなく「A」。これもリュート版だと明らかに「A」。マグダレーナは「G」にも見えるけど、多分一度「G」に書いた上から「A」に訂正しているように見える。

以上は横山真一郎さんのブログやフェイスブックの記事に学んだ内容を元にしています。
   → 170小節目の音については、https://bachmubansou.blogspot.com/2016/01/a.html など
バッハのチェロ無伴奏が好きな方、関心がある方にはぜひ読んでいただきたい記事満載です(^^)

あと、自分なりにこだわったところは、
・前半部分はベースのCとかGとかがずっと鳴り響いている感じでやりたかったこと、
・以前レッスンで言われたこと、後半のフーガ(っぽい)ところは4人くらいの別の奏者がかわりばんこに登場するくらいのつもりでやりたかったこと、
・209小節目の最初のCは、今までの全ての音がここに帰着する、くらいのつもりで弾いてみたかったこと、
・214小節目から220小節目はベースがC→D→E♭→E♮→F→F#→Gと上がっていくのが最高にかっこいいので、それを強調してみたかったこと。219小節目の和音ってもとのマグダレーナの版とかで書いているように下の方の音の和音でやるバージョンと、リュート版を参考に上の高い音まで展開するバージョンとあるけど、後者でやると下のベースの進行が曖昧になるような感じがするので、前者でやるほうが正解だと思う。
などなど。
なんか、思いばっかりが先走っているだけかもしれないけど(苦笑)。

聴きなおして、「お、これはいい感じ」と思うところは大概、区切りの音のしまいかたが良い感じでできたところ。
逆に言うと、区切りがのっぺりしてしまったところは全部ダメダメに聴こえる。
音程悪いとか音が汚い、とかそもそもから言い出すとキリがないわけだが(苦笑。

一時期は楽譜のもともとの指示通りA線だけGに落とす変速調弦、スコルダトゥーレで練習していたけど、
それだと他の曲が練習できない、ということで最近はずっと普通の調弦のままで。
ただでさえ練習の時間がとれないのに、いちいち調弦をしなおす時間なんてもったいなくて。


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2019年03月22日

334歳の誕生日おめでとう で 公園でバッハ弾いてきた

3/21はバッハの誕生日。1685年生まれだから、今年で334歳。
チェロ弾きにとってはバッハがチェロ無伴奏組曲を残してくれたことは本当に感謝しかない。

陽気も良かったので、近くの公園でバッハを弾いてきた。






チェロよりは小さいが確実にビオラよりはでかいカメラをかまえたバードウォッチャーの邪魔にはならないよう。
散歩する人が通らなさそうな場所を選んで。一時間程度。

3/21前後にバッハの曲を街角で演奏しよう、という”Bach in the Subways” という取り組みがあるが、
自分は街角は恥ずかしいので、自然の中で(笑)

気持ちよかったのでまたやろう。
やっぱり、人のいない時間帯と場所を狙って(笑)

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2019年03月13日

実は宗教曲ではない…?  シューベルトの「アヴェ・マリア」

3・11にちなんで「祈り」をテーマにした曲を、と思い、
シューベルトの「アヴェ・マリア」を多重録音してみた。



チェロアンサンブルでできるようにアレンジしてみたのだが、
元ネタはシャフランの演奏 → https://www.youtube.com/watch?v=d2sHl2xOhFY
シャフランの超絶技巧。特に2分50秒過ぎの後半のすさまじさ。
とても人間業とは思えないので、二つのパートに分けて、雰囲気だけでも味わってみた(笑)

「祈り」をテーマに、と書きつつ、でも実はこの曲はいわゆる宗教曲ではないらしい。
「湖上の美人」という詩にシューベルトが曲をつけた歌曲集のなかの一曲で、正式なタイトルは「エレンの歌第三番」というらしい。
まあ、でもそのお話の中でも、マリア様に祈りを捧げる内容で歌われているらしいので、まあ、「祈り」ということで。

ちなみにこのメロディーをチェロで弾いてみたいと思った直接のきっかけはドラマ「カルテット」だった^^;


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2019年02月24日

モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ」

モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ」。




これが作品番号ではk.617a。
有名な「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がk.618。
隣り合っているせいか、なんとなく雰囲気も似ている気がする。
美しいハーモニーがゆったり流れて、途中、絶妙な転調で少し陰影もついて、みたいなところが。
作曲時期は2ヶ月くらいずれるらしいけど。

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はチェロアンサンブルでよくやられるけど、こっちはほとんど見ない。
ハ長調でとっつきやすいし、きれいなので、みんなもっと弾いたらいいと思うのけど。


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これが自筆譜らしい。
この曲は、あるグラスハーモニカの奏者のためのコンサートのアンコール用の曲だったらしい。
モーツァルトの作曲の速さは有名だけど、この自筆譜なんかも見ていると、いかにも、手が空いている時にちゃちゃっと書きました、的な感じもして何とも興味がそそられる。



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2019年02月13日

BWV639 を Acapella で遊んでみた

BWV639、バッハのオルガン小曲集のなかの一曲、自分にとっては特別な曲。



Acapella というアプリで作ってみた。
youtubeなどでよくこういう多重録音の動画をみるけど、いろんな機材とソフトなどを駆使して作っているんだろうと思っていたけど、実はこんなアプリを使えば簡単にできるんだ、ということを最近初めて知った。
スマホすげえな(笑)



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2018年09月03日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート7

8月に間に合わず、9月に入っちゃったよ(苦笑

バッハのチェロ無伴奏6番、BWV1012のサラバンド。



こんなものしか。
ちくしょう、むずかしいな。

とてつもなく美しいが、重音だらけでとてつもなくむずかしい。
重音は一つ一つ音程を確認しながらやらないと、いつまでたっても…
音程だけじゃなく。
低音、ベースをしっかり弾くためには右手の肘の動き、上下の動きが決定的かな。
下の弦を弾く時の肘の位置が適切じゃないから、きちんと鳴らすことができずに、力が無理に入っているとか、とか。

とりあえず、これでおしまい。
また来年やるべ。

こりずに(苦笑)

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2018年08月22日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート6

いつまでやるのか(苦笑)
”8月はバッハのサラバンドが弾きたくなる”。

チェロ無伴奏4番、BWV1010のサラバンド。



難しい曲だ。下手っぴな録音の、まあ、いいわけだが。
変ホ長調という調の印象のためもあるのか、他の1番から6番までのサラバンドのなかで一番「救い」のようなものを感じる曲でもある。
個人的な印象でしかないけど。

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2018年08月20日

8月はバッハのサラバンドが弾きたくなる パート5

8月はバッハのサラバンドが弾きたくなる。

これはサラバンドでもないし、オルガン曲の伴奏の1パートにすぎないのだけど。


バッハの「オルガン小曲集」のなかの一曲、bwv639「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」"Ich ruf zu dir,Herr Jesu Christ." 。
上で弾いているのは三声の曲のまんなかのパートだけ。
この上にソプラノでコラール旋律がうたわれ、下に低音がある。だからこのパートはあくまでも伴奏のパートなのだけど、でも、自分には単なる伴奏とは思えない。そんな風に思う人も他にはいないと思うけど。
自分はサラバンドの一曲と思ってよく弾いている。へ短調なので弾きにくいけど。8月にはよくあう。

この曲が有名なのは映画「惑星ソラリス」のテーマ曲として使われたから。
この映画、むずかしくて、自分にはさっぱりわからなかったけどね。

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2018年08月10日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート4

5番のサラバンド。
ちょっと、特別な、バッハの無伴奏の中でもちょっと異質な曲。
まあ、8月だから。




iPhoneでの録音用に新しい機材を買った。
zoomのiQ7。

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確かに音は良いみたい。でも下手さは変わらない。かえってあらが目立つ結果になったとも言える(苦笑)

使い勝手は悪くない。ただ差して、アプリで録音ボタンを押すだけ。HANDY RECORDER というアプリが一応公式になっているみたいだけど、別に他のアプリでも普通に使える。

エフェクトがあらかじめ入っていて、音楽ホールみたいな、とか、ジャズクラブのような残響、とかワンタッチでできるのだが、これは正直いいものとは思えなかった。
無伴奏でさみしく録っている音だからかもしれないけど。バンドとか、アンサンブルとかで録ると良い感じになるのかもしれんけど。
EQをいじれるようになっているのは使えるかもしれない。今回はいじっていないけど。

いろんな場面で、いろいろ試してみないとまだ評価できないけど、とりあえずは手軽でいい。


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2018年08月06日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート3

バッハのフルート無伴奏曲、BWV1013のサラバンド。




8月6日の今日、NHKで「夕凪の街 桜の国」をやっていたけど、息子を抱きかかえながら泣いちゃったよ。

http://www.nhk.or.jp/hiroshima/drama/


「過ちは  繰返しませぬから」



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2018年08月05日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる パート2

バッハのチェロ無伴奏1番のサラバンド。





そして、2番のサラバンド。



2番のサラバンドで最後のほうでふつうじゃない音を弾いていることについては、
以前ブログで書いたのでこちらを → 「iPhoneで録音してみた バッハ無伴奏2番サラバンド 「妙な音使い」」



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2018年08月03日

8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる

8月6日、9日、10日、15日…
8月にはバッハのサラバンドが弾きたくなる。

というわけで、3番のサラバンド。





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2018年07月25日

ヴィヴァルディのモテットをチェロ・デュオで

ヴィヴァルディのモテット『まことの安らぎはこの世にはなく』RV 630をチェロ・デュオでやってみた。

ヴィヴァルディには素晴らしい宗教曲が沢山ある。
その中でもピカイチの曲で、
そして、世界広しといえどもこれほどまでに美しい曲もめったにないと、勝手に思っているのがこのモテット。

このメロディーにほれこんでしまい、チェロで弾きたいなと思い、つらつら楽譜を見ていて、
通奏低音と伴奏のバイオリンと歌とをうまく組み合わせればチェロのデュオでアレンジできそうだ、と思い楽譜にしてみた。

この時の演奏会でチェロ友さんが一緒にやってくれたので(ありがとう^^;)、その音源をアップしてしまおう。



四苦八苦して(苦笑)こさえた楽譜はこちら → Nulla_in_mundo_pax_sincera 201805.pdf



この曲を知ったのは映画『シャイン』を観て。
精神を病んでしまったピアニストのデイヴィッド・ヘルフゴットを主人公とした伝記的映画のなかで、
テーマソング的に、主人公の心の純真無垢さを表現するかのように効果的に使われていた。
この透明感ある曲の世界がぴったり。





原曲の歌詞 ↓

「Nulla in mundo pax sincera 」

Nulla in mundo pax sincera   この世にまことの安らぎはなく
sine felle, pura et vera,      苦渋なき真に純粋なる安らぎは
dulcis Jesu, est in te.       慈愛にあふれるイエス、御身の中にこそ。

Inter poenas et tormenta    苦悩と痛苦にはさまれても
vivit anima contenta        魂は幸せに生きている
casti amoris sola spe.       しみひとつない愛を待って。



もっともっとチェロだけでおもしろいアレンジができればいいなと思っている。
ヴィヴァルディあたりはもっとたくさんネタがありそうなのだが。



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2018年05月05日

多重録音してみた シューベルトの歌曲「夜と夢 Nacht und Träume」D827

多重録音してみた。
シューベルトの歌曲「夜と夢」D827。



シューベルトの歌曲をぽつりぽつりと聴いている。
で、この「夜と夢」、作品番号がD827。
今チェロで練習しているアルペジョーネ・ソナタが作品番号がD821で、作曲時期が近いのかな、ということで聴き始めたのだが、
これがしみじみ良い曲で。
原曲はロ長調だが、変イ長調に転調した版があって、それをもとにピアノ伴奏を適当にチェロ二本にわけてアレンジしてみた。

夜と夢.pdf

シューベルトらしい大胆な転調が中間部である。
変イ長調から突如ホ長調に転調する。メロディーの主音の変イの音がホ長調の3度になる。
(原曲はロ長調からト長調への転調)

もっときれいな音でビブラートをたっぷりかけて歌いたいもの。
脱力してきれいな音をと追い求めつつ、まだまだまだまだまだまだまだまだ。一体いつになれば。


歌詞は以下。


Heilge Nacht, du sinkest nieder;
nieder wallen auch die Träume,
wie dein Mondlicht durch die Räume,
durch der Menschen stille Brust.

聖なる夜よ、君が下(地上)へ下りると
夢もまた波打つように下りてくる
月光が空間を抜けるように
(夢は)人々の穏やかな胸を抜ける

Die belauschen sie mit Lust;
rufen, wenn der Tag erwacht;
Kehre wieder, heilge Nacht!
Holde Träume, kehret wieder!

彼らは楽しく耳を傾け
日が目覚める(夜が明ける)ときに、叫ぶ
また帰ってきてください、聖なる夜よ
いとしい夢よ、また帰ってきてください



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2018年04月13日

多重録音してみた シューベルトのミサ曲第6番から

録音してみた。
シューベルトのミサ曲の第6番、D950の第3曲のクレドから。


Et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine, et homo factus est
聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、人となられました。

この歌詞をテノール1とテノール2とソプラノが交互に出てきて歌う部分、それをチェロ4本でアレンジしてみた。
三声のからみが素晴らしく美しく、自分でも弾いてみたくなったので。
原曲はこの部分は変イ長調だが、バスがあまりに弾きにくいので半音下げてト長調にした。
安易な方向に逃げてすいません(^_^;)

楽譜はこんな感じ → shcubert_missa_6 ト長調版.pdf

原曲はこんな感じ。


この曲はシューベルトが亡くなる3ヶ月前の曲。
この前後に作曲された曲は、弦楽五重奏とかピアノ三重奏二番とかピアノソナタとか傑作揃いだけど、どれも死の影をどこかに感じさせて、聴いていてもどこか緊張する。

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2018年04月01日

多重録音してみた シューベルトのアルペジョーネ・ソナタの2楽章

久々に多重録音してみた。

シューベルトのアルペジョーネ・ソナタの第2楽章。
通常、チェロとピアノだけど、ピアノの右手と左手をチェロ二本に分けてアレンジしてみた。



アレンジ譜はこちら ↓
アルペジョーネ・ソナタ.pdf

もともと”チェロの名曲”扱いされている曲でもあるのだが、
何といっても、このピアノに惹かれた。
12小節目から15小節目にかけてひたすら落ち続けるバスの動きとか、
34小節目から38小節目とか一音で音をぶつけたり、43小節目とかはさらに半音でぶつけたり、とか。

どこまでも美しくて儚くて、そして、痛い。
この自分で体験してみたくて、
ピアノ弾ければ本当はピアノでやりたいところ、
できないのでチェロでアレンジしてみた、という感じ。

最後は適当に遊んでいます^^;

付け足し。
4年前にチェリストのケラスのマスタークラスを見てきたことがあったが、
その時ケラスは
「シューベルトにとっては和声こそ神」「和音の変化、変化の余韻。余韻をしっとり味わう」
みたいなことを言っていたように記憶している(自分のあやふやな記憶だけど)。

その、シューベルトの和声、に最近は非常に惹かれている。


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posted by たこすけ at 15:34| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

多重録音してみた メンデルスゾーン「夜の歌」

今回はiPhoneではなくZOOMの機材を使って、多重録音。
メンデルスゾーン作曲の歌曲「夜の歌」。



本当はピアノ伴奏の歌曲だが、ピアノ譜を適当に伴奏にアレンジしてチェロ二重奏で。

せっかく久しぶりにZOOMの機材を使ったものだから、ミックスダウンで少し遊んだ。
伴奏と旋律のトラックをそれぞれ別にコピーして、それを左右に極端にふってディレイを深めに小さくかけてみたりした。あと最後にノイズをつけくわえたり…クラシックでは許されることじゃないわな(苦笑



メンデルスゾーンは1847年に38歳で病気で亡くなるが、この曲は彼の遺作と一般的に言われているようだ。
しかし、音楽之友社の「大作曲家シリーズ」の『メンデルスゾーン』(クリストフ・ヴォルフ著)によると、少なくとも初稿は1845年に書かれていて、ほんとうの意味で彼の最後の作品となったのは「古いドイツの春の歌」という歌らしい(亡くなる一ヶ月前の最後の大きな発作を起こす二日前に作られたらしい)。

とは言うものの、過労と最愛の姉の死、という中で生きる気力も徐々に尽きていったメンデルスゾーンの最晩年の悲しい姿と、この歌の歌詞の内容が見事に重なることも事実。

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2017年11月25日

2017年11月 北陸への旅

知りあいのピアニストに誘われるがままにお手伝いしているうちに、
いつのまにやら金沢まで行くことに。
「2017日本のうたごえ祭典」という集まりの中で、一曲、女声合唱団のオリジナル曲の伴奏として参加させていただいた。

チェロを持っての新幹線での移動は初めてだったので緊張した。
行きは車両の一番後ろのシートの後ろのスペースに置くことができ、
帰りはスキー用の荷台にマジックテープでくくりつけることができた。

IMG_8751.JPG


結構大きなホールで弾くことができたのは嬉しい。
事前に調整してもらった効果はあったのだろうか。
録音とかまだ聴いていないのでわからないが。

変な表現だけど、
観客の背中を座席に押し付けるように、弓を弦に食い込ませられたら。力でなくて、響きで。
と思った。

IMG_8715.JPG


泊まったホテルで、ちょっと時間があったのでチェロをいじっていたのだが、
弓で思いっきり弾くわけにはさすがにいかず、ピチカートだけでバッハを何となくあそんでいた。

 ↓ 無伴奏の1番のサラバンド 


ピチカートだけで弾くと、普段の弓で弾く時以上に、
一つ一つの音の長さ、
ため、
休符とか、を強く意識するようになる。新鮮。
こういう練習、というか、遊び方、というか、こんなのも大事かなと思った。

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posted by たこすけ at 23:09| Comment(0) | 録音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする