2010年11月07日

久々ふたたび バッハ無伴奏1番プレリュード

バッハのチェロ無伴奏1番、BWV1007の第1曲目プレリュード。

前回の3番のブーレと同時に録音しておいた時のもの。バンドメンバーの前でのお試し的録音の第2弾。



実はこの二曲を今度、人前でやろうと思っている。
プラスあと二曲、われらがボーカル協力してもらって、エリナー・リグビーとイエスタディ。

ま、それはともかく、

この1番のプレリュード、チェロで自己紹介するには最適な曲。結構有名だし。

しかし冒頭は分散和音の積み重ねであり、そんな新規なコード進行でもなく、ひたすら単音で時には和音分解して、時にはスケール的な音の並び、ただそれだけなのに、なぜこんなに超名曲?(笑)。
ほかに似たタイプの曲がないのが不思議なほど。

この1番プレリュードは以前録音をアップしていて、
それがこれ→、でした。4年前、はじめての録音のアップでしたが、当時機材がなくて、手持ちのデジカメで録音した。”凄まじい”音質。

多少は前進しているのかどうか?


とりあえず反省点など、

・全体の時間配分の問題もあるのだが、結構いそぎ目に演奏していること。

・やはり人前で弾くときは緊張してたのか、普段絶対に間違えないところで見事に間違えたこと(前半終わって、後半が立ち上がってくるとことか。いままでこんなところを間違えたことは記憶にない)。

・最後の4小節の、G-B-D、G-A-D、F#-C-D、の部分の下のD、もっと響かせたい。そうじゃないと最後のGの和音への解決感がいまいち。
 その前から、ちょっと勢いで飛び込みすぎているかな。もっとしっかり弓を一瞬でも準備してから、弓の量の配分も考えて、しっかり響かせよう。

・最後のGの和音、しょぼい。難しいんだけど、キレイに響かせたい。やっぱり一瞬の準備が必要かな。あとあまり強く響かせようとも思わないこと、など?


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2010年10月30日

久々 無伴奏チェロの録音

バッハのチェロ無伴奏3番、BWV1009の第5曲ブーレ。

最近録音ネタがなかなかない。録音する時間がとれていないのと、今現在は興味がバッハよりもベートーヴェンやブラームスに向かってしまっているので。

先日、バンド仲間の前で”試し”でやった時の録音をアップしてしまおう。



ハ長調。
すごくシンプルといえばシンプルな曲。重音も出てこないし。
なのに、なんでこんなに味わい深いんだろう。
どこにでもありそうなんだけど、他にはない。


聴き返してみると、

・出だし、「パ・パ・パー、パ・パ・パー…」と同じ調子でやっているのがカッコ悪いなあ(笑)。高音、低音で弾き分けるようにしたほうがいいな。

・録音にしてみると思ったよりも強弱がついていなくてノッペリしている。

・フレーズとフレーズの間、もっと息継ぎをしてもいいな。
フレーズの収め方にもっと気を使おう。柔らかくビブラートをかけて音をおさめる、とか。
この時も少し緊張していたのだが、緊張するとやはり力が入っていつも以上にビブラートがかからない。普段の練習の時からその点意識して練習するようにしよう。

・ブーレのUはもっとピアノでゆったり弾いたほうがいい。

・ブーレのUの後半、指使いがさだまっていなくて音程が不安定だな。

などなど、色々反省点は思いつく。


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2010年10月07日

これはおすすめ!『オルガン小曲集』リコーダー版!

記事は「録音」カテゴリーなのですが、
今回は自分の録音ではありません。

よくコメントもいただく多重録音の大先輩のPapalinさんがバッハの『オルガン小曲集』の録音を行いました。
リコーダー版です。リコーダーの多重録音。


上は紹介のブログのページで、
実際に聞くためにはコチラのページからどうぞ
   → http://papalin.yas.mu/W218/M599/  

すばらしい。とにかく必聴!


もともと自分がチェロ一本・多重録音というあまりないかたちで『オルガン小曲集』の多重録音をやりはじめたのは、

ほかならぬバッハのオルガン曲だということ、
バッハの音楽生活の中心にあったとも言うべきコラールをバッハが技術の粋を尽くしてアレンジをほどこした曲の集まりであるということ、
1曲1曲がコンパクトで短いこと、
一方オルガンでの演奏を聴くと各声部がゴチャッと聴きづらく(演奏する人にもよるのですが)、
そこがもったいないなあと思っていたこと、

そんなことからでした。

あと、存在自体がマイナーだということがひねくれ者の自分にはピッタリだっということもあるか(笑)。

そんなところからすると、リコーダーで各声部を一つ一つ重ねて多重録音するというのは一つの理想的な姿です。

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2010年09月15日

BWV604「たたえられよ、イエス・キリスト」

バッハの『オルガン小曲集』から
BWV604「たたえられよ、イエス・キリスト Gelobet seist du, Jesu Christ」。
いつものようにチェロでの多重録音。

『オルガン小曲集』からは久々、5ヶ月ぶりだ。



このコラール「Gelobet seist du, Jesu Christ」あのマルティン・ルターの作らしい。
教会節では降誕節用、つまりクリスマス用のコラール。
バッハがこのコラールを使用しているのは
教会カンタータではBWV91、64、
クリスマス・オラトリオのBWV248、
4声コラール集のBWV314、
オルガン曲でこのBWV604とBWV697、BWV722、BWV723など。
結構バッハもお気に入りのコラールだったと思われる。





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2010年08月23日

BWV227から第8曲「So aber Christus in euch ist」

チェロでの多重録音。
バッハのモテットの第3番、BWV227「Jesu, meine Freude《イエスよ、わが喜び》」から、
第8曲「So aber Christus in euch ist《もし、キリストがあなたがたのうちにおられるなら》」。




いつもは大体4声だが、今回は3声。

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2010年07月29日

BWV398「おお神よ、汝、義なる神よ」

バッハの4声コラール
BWV398「おお神よ、汝、義なる神よ O Gott, du frommer Gott」。

チェロでの多重録音。





多重録音は4月のBWV629以来だ。久々。

昨日、7月28日がバッハが亡くなった日で、ライブが成功しますように願掛けしていたこともあり(笑)、お礼に何か録音しておこうと思って。
『オルガン小曲集』でやりたかったが、短時間でぱっとできるようなものがもう残っていないので、この季節のカンタータがらみで何か、と思って探した。

Noraさんの記事によると、7月25日が三位一体節後第8日曜日、カンタータはBWV136、BWV178、BWV45 だそうで、BWV45のコラールが前から好きだったので、これにしようと思った。



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2010年06月10日

「久々に無伴奏……?」再び挑戦 ニ短調版

バッハの「BWV1013無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調」の第3曲のサラバンド、
再チェレンジしてみました。

原曲のイ短調から5度下げて、ニ短調版でやってみました。
楽器的に言えば、A線からD線に隣に移ったようなものです。
低い音域になる分、チェロっぽい響きになるかなと思って。





響き、という点では、前回はピアニッシモのところは本当に弓を使わないように弾いていたが、今回は弓をしっかり使いつつ、弾く場所をめいっぱい指板寄りで弾くことでピアニッシモを出そうと思った。

テンポは少し早めに。
というか、前回が結構無理に遅くしていたので、今回はあまりそこにこだわらずに弾きやすいテンポで。
そして、サラバンドなので少し二拍目に意識をおいてやってみたつもり。

今回はじめてエフェクターでディレイをかけてみた。プリセットで「The cello」なるものを発見したので使ってみた。


この間ずっとこの曲に取り憑かれていた感じだったので、そろそろこの辺で切り離したい(笑)。




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2010年05月29日

久々に無伴奏……?

久々にチェロ一本で録音してみました。
2年ぶり。

多重録音ばっかりやっていると、無伴奏の一本の音をそのままさらすというのがすごく恥ずかしく思えてしまい、なかなかやれなかった。

ただし、チェロ無伴奏ではなくフルートの無伴奏。

バッハの「BWV1013無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調」の第3曲のサラバンド。





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2010年04月24日

BWV629「栄光の日が現れたり」

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV629「栄光の日が現れたり Erscheinen ist der herriliche Tag
(In canone all'ottava)」。

いつものようにチェロでの多重録音。



今回も復活祭用のコラール。
歌詞も旋律もニコラウス・ヘルマン作。
ちなみに、以前録音してアップしたBWV609も彼の作。
BWV629とBWV609とは同じ賛美歌集におさめらているらしい。



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2010年03月29日

BWV627「キリストは蘇りたまえり」第3節 そして、BWV627全曲版

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV627「キリストは蘇りたまえり Christ ist erstanden」。

第1節
第2節、に続いて、
今回は最後の第3節。




第3節の歌詞は…、



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2010年03月19日

BWV627「キリストは蘇りたまえり」第2節

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV627「キリストは蘇りたまえり Christ ist erstanden」。

第1節に続いて、今回は第2節。



第2節の歌詞は・・・



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2010年03月14日

BWV627「キリストは蘇りたまえり」第1節

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV627「キリストは蘇りたまえり Christ ist erstanden」。
3節からなる曲の第1節。

コラールは復活祭用。
復活祭は今年は4/4らしいので、少々気が早いが(笑)。



川端先生の『バッハのコラールを歌う』によると・・・

このコラールは最古のドイツ語讃美歌といわれていて、古いものでは12世紀あたりのネウマ譜が残っているらしい。日本では鎌倉幕府の成立前後、という感じか。



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2010年03月02日

BWV623「われら汝に感謝す、主イエス・キリストよ」

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV623「われら汝に感謝す、主イエス・キリストよ Wir danken dir, Herr Jesu Christ」。

いつものようにチェロでの多重録音。



受難節用のコラール。
ちょうど今の時期が受難節だから、おっ、珍しく時期はずれではない(笑)。
作者はC.フィッシャーという人で1568年に発表されたものらしい。
コラールの歌詞の内容は、
”キリストよ、あなたの受難のおかげで、私たちは救われました”というもの。



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2010年02月16日

BWV620a「救いの主は罪もなしに」

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV620「救いの主は罪もなしに Christus, der uns selig macht
」。
チェロでの多重録音。




もとのコラールは14世紀のラテン語の賛歌をもとに、ミヒャエル・ヴァイセがつくったもの。
歌詞の内容は、イエス・キリストの最後の一日、つまり十字架につけられて絶命するまでの一日を流れに沿って歌う、というものらしい。
タイトルのドイツ語を訳すと、”私たちに至福を与えてくれるキリストは”となるらしいが、二行目が「彼は何の罪もないのに・・・」と続いている。その二行目の方がコラールの内容を凝縮して表しているせいか、いつも参考にさせていただいている川端先生の『バッハのコラールを歌う』でも、このコラールの日本語のタイトルは「救いの主は罪もなしに」とされている。

このコラールはあの「ヨハネ受難曲 BWV245」で二回使われていることで有名なもの。
実は以前ギターでこのコラールを録音したことがある (→コチラ)


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2010年01月26日

BWV631「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」

バッハの『オルガン小曲集』から、
BWV631「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ Komm, Gott Shoepfer, heilliger Geist」。
チェロでの多重録音。



コラールはもともとは中世のグレゴリオ聖歌で、ルターがドイツ語に翻訳してメロディーを多少アレンジしたものとのこと。

録音は、4声で、
ミックスダウンで、左から、2nd、1st、3rd、4thとふった。
2ndと3rdのからみが結構面白いもので、それが聞きとりやすいように。

4thのバスは、8分の3拍目に音を入れるという妙な作りになっている。

楽譜はコチラに ↓

DSCN0010.JPG

『バッハ全集』などの解説によると、休符を2拍置いて3拍目に音が来るというのは、三位一体(父・子・聖霊)の3番目の存在である聖霊の象徴とされてきた、などとあるが、う〜む・・・(苦笑)。


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2010年01月08日

BWV590「パストラーレ」から (1/11追記)

今回はバッハのオルガン曲、BWV590「パストラーレ」から3楽章。



チェロ3本での多重録音。

この曲は『ルパン三世 カリオストロの城』のBGMとして使われているので有名。

「パストラーレ」というのはもともとは”キリストの生誕を祝う音楽”という意味合いらしい。


*1月11日追記

コメントでバッカナールさんから指摘していただいたので、
リミックスしてみました。
2nd、3rdの音量を上げたことと、
位置を右から2nd−1st−3rdというようにふりなおしてみました。








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2010年01月05日

BWV628「聖なるキリストは蘇りたまえり」

バッハの『オルガン小曲集』から
BWV628「聖なるキリストは蘇りたまえり Erstanden ist der heil'ge Christ」。
チェロでの多重録音。



いつもの『バッハ全集』の解説でも、歌詞・旋律とも作者が書かれていなかった。そんなにメジャーではないのだろう。
バッハも他の曲で使用しているのは唯一、BWV306、というマイナーな4声コラール集のなかの一曲だけ。



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2009年11月10日

ブラームスによる”受難コラール”

ブラームスの生涯最後の作品は「オルガンのための11のコラール前奏曲」Op. 122。
その第9曲「わが心の切なる願い Herzlich tut mich verlangen」は、バッハの「マタイ受難曲」でも使われているいわゆる”受難コラール”をアレンジしたものになっている。

いつものようにチェロの多重録音で。




ブラームスの生涯最後の作品がオルガンコラール集だったというのは最近知った。




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2009年10月21日

BWV606「高き天より、われは来たれり」

バッハの『オルガン小曲集』から
BWV606「高き天より、われは来たれり Vom Himmel hoch, da komm ich her」。
いつもと同様、チェロでの多重録音。



元のコラールは歌詞、旋律ともマルティン=ルター作。
クリスマス用の賛美歌。

バッハもこのコラールは大好きだったようで、ほかの曲でもいくつもアレンジして使っている。
BWV243a(マニフィカト初期稿)
BWV248(クリスマス・オラトリオ)
オルガン曲では BWV700、701、738、738a、769、など。

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2009年09月30日

たまにはデュファイでも

最近ビートルズばっかり聴いていたせいか(?)、
突然デュファイが聴きたくなった。

聴いていると「なんか録音でできないかな」と思い始めて、
作りとしてはかなりシンプルなものとして、
モテット「アヴェ・レジナ・チェロールム」をチェロの多重録音でやってみた。



デュファイは15世紀の人だから日本で言えば室町時代。
バロック以降の音楽は、ロックやジャズも含めて、自分的には”こちらがわ”の音楽なのだが、それ以前のこのルネッサンス期の音楽(さらにそれ以前の音楽)は、ほぼ”あちらがわ”。






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